3月8日、『中居正広の金曜日のスマたちへ』に
予約しても、届くのが9年後という、奇跡のパン
“天使のパン”が登場。
天使のパンを作っているのは、元競輪選手
多以良泉己(たいら みずき)さんです。
多以良さんは、2005年レース中、ゴール目前で
他の選手の落車に巻き込まれて転倒。
その時に事故で脳、頸髄を損傷。
医師には、一生寝たきりかもしれないと
宣告されたそうです。
実際、首から下の感覚がなく全身麻痺の
状態でしたが、奥さん、宇佐美総子さんの
付添い看護と、多以良さんの必死のリハビリで
指の感覚が戻り、足が動くようになり
車イスに乗れるようになって、歩行器を使って
歩いたり出来るようになりました。
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文章にすると、短いですが、想像を絶する
努力と大変さだったでしょうね。
多以良さんは現在も高次脳機能障害、脳脊髄液減少症、左脚麻痺を
抱えているとのことですが、リハビリを兼ねて
パン作りをスタートさせました。
高次脳機能障害の症状は、記憶障害、注意障害
社会的行動障害などの認知障害です。
脳脊髄液減少症の症状は、頭痛やめまい、耳鳴り
倦怠など様々です。
リハビリを兼ねたパン作りということですが
多以良さんは「食べた人に幸せになって欲しい」
という思いを込めて、作られているとのこと。
美味しいはずです。
なぜ天使のパン、天使のケーキと
呼ばれているのでしょうか?
もちろん、工房の名称で北鎌倉にある
『天使のパン・ケーキGateau d’ange』に
由来するのでしょうが、
本当の理由はパンを食べた人から寄せられた
便りを見れば「なるほど」と納得します。
「癒されました」
「優しい気持ちになりました」
「天使からの贈り物のよう」
多以良さんと奥さんの2人で作っているのですが
パンは3時間・ケーキは2時間半~1時間半
ジャムやクッキーは1時間かけての手作りなので
1日に2~5個限定とのこと。
それに、多以良さんが体調不良のときは
お休みされるそうで、パン・ケーキ・ジャム
クッキー、すべて9年近く待ちの状態らしいです。
行列のできるお店、予約から半年待たないと
食べられないレストランなどもありますよね。
以前話題になった料理が美味しくなるという
『魔法のフライパン』は2年半待ち
これも有名な、『旭屋』さんの『神戸ビーフコロッケ極み』
は、予約して取り寄せまでに7年待ち
など、ありますが…
天使のパンは9年待ち。
出典:http://gateaudange.com/
個人的には、数時間並んでまで食べるというのは
よく理解できませんが、数年待っても食べたいと
思う気持ちは理解できます。
『天使のパン』は、メディアに出る度に
予約殺到らしいので、『金スマ』に出演したら
10年待ち、15年待ち、いや、もしかしたら
20年待ちになるかもしれませんね^^
予約してみましょうか…
何歳になるのだろう………^^
天使のパンを食べたことある方、
是非、感想を聞かせてください。m(__)m