TBSは他の民放に視聴率で遅れをとり、
テレビ東京を下回るケースも増えているらしい
TBS社長は全社員に手紙を出したとの事だが…
手紙の内容は抽象的な言葉が多いようですが
要は、「視聴率が取れる番組を」ということでしょう。
番組の良し悪しは視聴率ではないのでしょうが
視聴率をとらなければ、広告収入が増えないとなれば
それも仕方ないのでしょう。
2012年のTBSドラマは、どうだったのか
冬ドラマ、春ドラマ、夏ドラマ、秋ドラマと
各クールごとに調べてみたいと思います。
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冬ドラマ(1月クール)の平均視聴率TOP10に
8位『運命の人』
9位『最高の人生の終わり方』 と2作品が入っていますが
それぞれ、平均視聴率 11.1%・ 12.0%と、やや低いですね。
春ドラマ(4月クール)の平均視聴率TOP10には
2位『ATARU』
6位『ハンチョウ〜シリーズ5』と2作品入り健闘していますが
力を入れたと思われる『パパドル』は、関ジャニ∞のメンバーが
出演したり、各回毎に有名人をゲスト出演させたりと
話題を作っていましたが、平均視聴率 8.1%と思ったほどの
結果は残せませんでした。
夏ドラマ(7月クール)の平均視聴率TOP10には
9位『サマーレスキュー』
10位『黒の女教師』と2作品入りましたが、
一番旬な俳優である向井理さん主演の『サマーレスキュー』
の平均視聴率は 9.9%と思わしく
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷さんを主演に起用した『ビキナーズ!』は7.3%
『浪花少年探偵団』は6.0%と散々な結果でした。
ただし、7月クールドラマは1位の『GTO』でも13.1%と
ドラマは全体的に視聴率が伸びなかったようです。
秋ドラマ(10月クール)の平均視聴率TOP10に入ったのは
『MONSTERS』の1作品だけ、順位は5位と、まずまずでしたが
SMAPの香取慎吾さん主演で、山下智久さんとのコンビという
豪華なキャストだったのですが、トリックが簡単すぎるなどの声も多く
第7話では視聴率が1桁台にまで下がり、8話での終了は事実上
打ち切りだったとの話しもありました。
かつては「ドラマのTBS」といわれた時代がありました。
新旧ごちゃ混ぜに高視聴率ドラマをあげてみます。
古いのですが『赤い激流』最終回の視聴率、37.2%
これも古い『積木くずし』最終回の平均視聴率は、45.3%
これまた古く『Gメン75』平均視聴率、32.2%
『ビューティフルライフ』最高視聴率41.3%、平均視聴率32.3%
『3年B組金八先生』最高視聴率39.9%
『ずっとあなたが好きだった』最高視聴率、34.1%
『華麗なる一族』最終回の視聴率、30.4%
『大岡越前』最高視聴率、31.6%
『江戸を斬る(第4部)』視聴率、36.7%
『GOOD LUCK!!』平均視聴率、30.6% 最高視聴率は37.6%
上記の他にも、まだまだあるります。
「ドラマのTBS」といわれた所以ですね。
昔のドラマ視聴率を現在のドラマと比べるわけにはいきませんが
確かに、昔のドラマは面白かったと思ったりします。
過去に記録的な高視聴率をマークしてきた木村拓哉さんでも
2012年10月クールドラマ『PRICELESS』では
平均視聴率17.7%でした。(同クールドラマ2位)
そのドラマを見るか見ないかはキャストによって決めている人が
多いと思いますが、キャストではなくドラマのストーリーで見せる
ドラマを作って欲しいと思います。
2013年1月クールドラマではTBSドラマ『とんび』が
1話17.0% 2話16.1%と民放ドラマでは今のところ1位と好調な出だしです。 (※去年から続いている相棒11は省く)
しかし、『夜行観覧車』11.7%『ハンチョウ6』11.1%
『あぽやん~走る国際空港』9.7%と、出遅れています。
『ドラマのTBS』の復活は今後あるのでしょうか・・・