俳優・声優の納谷悟朗さんが、3月5日
慢性呼吸不全のため亡くなりました。
個人的なことになりますが・・・
この訃報に触れて、頭に浮かんだのは
ルパン三世の声を担当していた山田康雄さんの
葬儀で、納谷さんが読まれた弔辞でした。
銭形警部がルパンに呼びかける形の弔辞は
18年経った今でもハッキリと記憶しています。
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納谷さんといえば、39年間も声を担当した
『ルパン三世』の銭形警部が代表作ですが
『宇宙戦艦ヤマト』の沖田艦長も有名です。
銭形警部=納谷さんのイメージが強すぎて
後を引き継いだ山寺宏一さんは素晴らしい声優で、
『声優が選んだスゴい声優』の、第1位に
選ばれるほどなの声優ですが、どうしても未だに
違和感があります。
納谷さんは、アニメや洋画の吹替えなど
数々の作品に参加されてきましたが
銭形警部や沖田艦長以外で個人的に、かなり
印象に残っているのは
サスケ・・・服部半蔵
上の画像は服部半蔵ではありませんが…
新造人間キャシャーンのナレーター
銀河英雄伝説・・・メルカッツ提督
仮面ライダーV3・・・デストロン首領
ショッカー首領やゲルショッカー首領の声より
デストロン首領が印象深いです。
今は、“声優”というものが職業として
確立していて、特定の声優ファンがいるほど
人気があるのですが、納谷さんは「声優」と呼ばれるのを
嫌っていたそうです。
そして、舞台経験のない声優は
「舞台経験をした方がいい」というのが
納谷さんの考え方だったようです。
声優業だけの人に対しては、
「ただマイクの前で声出してるトーキングマシンになりがち」
と語っていたそうです。(wikiより)
納谷さんの訃報は、ネット住民にも
ショックを与えたようで
「今頃天国で山田康夫と飲み交わしてんのかな… 」
「俺にとってはショッカーの首領役」
「また一つ貴重な喉が・・・」
「ルパンを追ったか…」
「マジかよ、これはショック」
「次世代に譲って気力が尽きたのかな…ご冥福」
「そりゃないぜ、とっつあんよ」
「山寺さんも頑張っているけど何か違う
とっつあん=納谷さんでしょ」
そして、ツイッターでも
本当に、愛された声優だったと思います。
声優という呼び方は、嫌いでしたね・・・
葬儀・告別式は近親者のみで行われるそうで
お別れ会は、後日行われるそうです。
納谷悟朗さんのご冥福をお祈りします。
追記
『宇宙戦艦ヤマト』で森雪を演じた
麻上洋子さんは、自信のブログで
『私にとっては沖田艦長』と題し
納谷への想いを綴っておられます。
ルパンの声を務める栗田貫一さんは
「納谷さんに守られていたので、
安心して歩む事ができました」と
コメントを発表しました。
石川五ェ門を演じた井上真樹夫さんは
このようにツイートしていました。