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7日、謝罪会見をした佐村河内氏でしたが
2時間半も会見を行った割りに、疑問は減りませんでした。
会見を見ていない人、動画を見ることが出来ない人もいると思うので
会見の全文を書いてみたいと思います。(かなり長文にると思います)
会場に姿を現すと、まずは頭を下げる
あの、この度は多大なご迷惑をみな様におかけして
誠に申し訳ございませんでした
(深く一礼)
誤りがあってはいけないので紙に書いてまいりました
まずご迷惑をおかけした皆様に、一つ一つ名前を読み上げながら
謝罪をしたいと思います。
CDを買ってくださった皆様
音楽を聴いてくださった方々
演奏会にお越しくださった皆様
本当に私の嘘によることで非常にご迷惑をおかけしたこと謝罪いたします
本当に申し訳ございませんでした。
(一礼)
次に本を出版してくださった講談社の方
および幻冬舎の方々
CDを発売してくださった日本コロンビアの皆様
全国ツアーを開催してくださったサモンプロモーションの皆様
楽譜のレンタルをしてくださったハッスルコピー様
本当に申し訳ございませんでした。
(一礼)
NHKをはじめとした民放各局のテレビ局の皆様、新聞雑誌等の皆様
この度は本当に申し訳ございませんでした。
(左右に頭を下げる)
高橋選手にも深くお詫び申し上げます
(一礼)
また、被災地の皆様 ・・本当に申し訳なく思っております。
深くお詫び申し上げます
(深く一礼)
一旦着席させていただきますが、もう少しだけお話しさせて下さい。
聴力の検査の結果につきましてお話をさせていただきます。
(頭を下げて、着席)
障害者手帳につきましては、検査の結果返納いたしました。
私はこれまで、障害者年金は一度も受け取っておりません。
近いうちに、横浜市からも公表される予定です。
私が謝罪文で3年くらい前から言葉が聞き取れることもあるまで
回復しましたと書いたため結果的に、健常者と同じように聞こえていると
多くの方が理解されており手話通訳者も必要ないのに依頼していたと
誤解につながりました。
聞き取れることもあるという状態は、非常に説明し難いのですが
音声は歪んでしまうので、会話は聞き取れないことがほとんどで
取材や撮影では、手話通訳を必要としていることに嘘偽りはありません。
世間では、耳が悪いことを示すために手話通訳を派遣させているとか
手話通訳はグルであるとか、儲けを山分けしているという
悪い噂がながれております。
ですが、この噂は完全に間違っています。
聴力が回復していることや、ゴーストライターがいることは
誰にも話していませんでした。
ですので、手話通訳も知っていながら通訳をしていたという人は
誰もいません。
これまで全国各地で手話通訳をして下さった方々にも無関係なのに
疑われてしまった全ての関係者にも改めて深くお詫び申し上げます。
(一礼)
本当に申し訳ございませんでした。
(一礼)
今回の記者会見でも、質疑応答のときには手話通訳が必要になりますので
今まで同様に依頼を致しました。
今お伝えしたい事をご理解いただけますよう宜しくお願いします。
尚、手話通訳に対してのご質問等は一切御控えくださいますよう
重ねてお願い申し上げます。
(一礼)
改めてお詫び申し上げます。
この度はたくさんの方々に多大なるご迷惑をおかけしました
その事を心より深くお詫び申し上げます。
(一礼)
今の私には信用というものが全くないと思います。
しかし、本日の会見では天地神明に誓って嘘偽りなく真実をお話致します。
尚私のテレビ出演につきましては本日をもって最後といたしますので
何卒宜しくお願い致します。
(一礼)
2002年の手帖の交付について、この2月12日の午後2時から
横浜市役所内の会見で発表されたことですが
当時の会見に疑わしいことはなく適切な診断書であったことを
横浜市が発表しております。
あと、お話ししたい事を箇条書きで書いたんですが
一つ一つやると長くなってしまいますので
あのー、質問もあると思いますが・・・でも一応お話しします。
どうしても伝えておかなければならないことをお話しします。
私はまるで映画のコスモスのときから全く音楽をやっていなかったにも係らず
新垣さんに初めて音楽というものを依頼してやらせたという
報道の流れになっていると思いますが、私はそれ以前にもプロとして
音楽をきちんとやっておりました。
何年前かは憶えておりませんがNHKのハイビジョンができた当初なんですが
山河憧憬という番組で音楽を担当しております。
それを受けてのコスモスの依頼でした。
そのときは打込みの音楽というもので曲を完成しております。
次になぜ交響曲を身銭を払ってまで作らなければならなかったかという
疑問が多いかと思いますけど、これは非常に語弊があって申し上げ難いんですが
私はもう子供のときから音楽が大好きでクラッシック音楽も好んで聴いておりました。
その中で日本でいえば70年間にわたる現代音楽というものにたいして
私自身は肯定的ではありませんで、昔の調性音楽というものの復権が
一ファンとして、そういう先兵が現れて時代が変わればいいなという
希望を持っておりましたけれど、それのやり方は間違っていましたが
新垣さんというゴーストライターを使って、当然この70年間続いた
アカデミズムの伝統ですから絶対生きているうちには、この長大な音楽、交響曲は
演奏されないと思っていました。
でもその事と、世に残しておく、いつか先兵が現れて時代が変わったときに
今の時代に見合うようなこのような音楽があると誰かが拾ってくれればそれでいいと
いうことで何百万もかけて新垣氏にお金を支払って私が事細かに
全体の設計図、内部の事細かな構成図…設計図ですね。を作って
新垣氏に音符を書いて完成させたのが『交響曲第1番HIROSHIMA』です。
次に、新垣氏と私の音楽の関わりなんですけど
これは2人だけの秘密で行われてきた18年間のものです。
私が詳細な設計図を書き、それを新垣氏が音にしていくというものでした
私が疑問に思うのは、なぜあれほど新垣さんは師匠である三善晃先生に
バレることを恐れていたにも関わらず、なぜこのタイミングで
暴露するに至ったのかという、私が言える立場ではありませんが
私個人にとってはとても大きな疑問でした。
例えば、否定したい一つのことではありますが
ギャラについてもですね
もうこんな事は止めにしましょうと、新垣さんは何度も言ったと
ある誌に書いてありました…全くの嘘です。
彼はただの一度も私に何度ももうこんなことは止めましょうと言ったことはありません。
私に言ったのはただの一度、つい最近『新潮45』で野口様という方が
私に対する批判の記事を書かれたときに何かの嘘がバレルのを恐れたのだか
私の家に来てですね「もうこういう事は止めましょう」とそのときはハッキリ言われた
18年間でただの一度言っただけです。
それがつい最近のことです。
それから新垣さんの心の中で、こういうことは止めようと18年間
言い続けてきたとおっしゃっていますけども
私がここで正直なことを言います。
とても言い難いことですけども、いつも私が新しいコンセプトを思いつき
楽曲を作ろうとするときに新垣氏は新宿のある喫茶店で
彼は何の問題もなくそこへ訪れ、私が曲の内容・意味合い構成などを説明して
ギャラを提示するんですね
すると必ず彼は、間違いなく最初は首を横に振ります。
次に私が値をつり上げると彼はおそらく渋い顔をして「ん~」てやります
そのあともう少し値段をつり上げると彼は笑顔で「いいですよ」
これがこの18年の真実です。
これが本当に心から止めたいと思っていた人の発言でしょうか
私は雑誌を見て目を疑いました。
最後に、報道では聴覚障害者や病気を持っている方々をまるで
自分のブランド作りのために利用したというように報じられておりますが
これは真実ではありません。
ゴーストライターを使うというようなやり方は本当に間違っていたと思いますし
ですが、闇に沈む人達その人達に光を当てたいという気持ちは
自分で障害を負ってから現在に至るまで天地神明に誓って本物です。
ここに文春さんの記事が4文ほどあって
黄色の蛍光ペンで線を引いているところは事実無根です
(と言いながら、週刊文春を記者たちに示す)
質疑応答
※応答は、なるべく実際に佐村河内氏が喋った言葉で書きたいと思いますが
聞き取れない(マイクや音声の問題で)部分があったり
少し略している部分もあります
質問
高橋選手についてどう思っているか
高橋選手の競技をテレビなどを通じて見て感じた事
改めて高橋選手に言いたいこと
佐村河内
高橋選手とは一度番組を通して直接お会いしたことがあったり
あとは雑誌等で特集を組まれて高橋選手の滑りにたいする思いにたいすることに
私が発言したことがありますけども、それは凄いことであり素晴らしい演技であると
お話ししましたけれど、いまそれに触れることは精神的に難しいですが
あのように素晴らしい選手がこの曲を選んでいただいたことに感謝する気持ちは
変わりませんし、高橋選手が精神の非常に強い方なので
もしかしたらこの事件に影響したのかなという気持ちはありますが
それを乗り越えていってくださる方だと信じておりましたので
自分の責任は大きく感じておりますけども
質問
テレビはご覧になりましたか
佐村河内
いえ、辛くて観れませんでした。
質問
楽曲の著作権は今後どうするつもりか
新垣さんは著作権を主張しないとのことだが
そのことについては?
佐村河内
今、新垣さんが何を思っているのか分からない状態です。
記者会見では新垣さんは著作権は放棄するとおっしゃっていたのは
知人から聞いて知っておりましたけども
今後、弁護士さんを通してどのような回答がくるのか分かっておりません。
質問
ということは今後も弁護士との話合い次第では
佐村河内さんが著作権を主張し続けることはあり得る?
佐村河内
とても難しいです
例えば先ほどのソナチネに関して言いますと
まず新垣さんは私が心を砕いて設計図を書いた交響曲第一番について
あれは実験的な音楽であったとか宇宙戦艦ヤマトなんだとか
まるで私の意にそぐわぬような、私は新垣さんを『コスモス』のときから
信じて、これは悪いことではありますがゴーストとして信頼していたんですけども
あのようなことを言われて大変ショックを受けましたし
またその反面、ソナチネのような高橋大輔選手が滑って有名になった曲については
完全に自分の曲だというような主張をされていますが
あの曲に関しても、もちろん彼は証拠を持っていても出さないとは思いますけれども
きちんとした私の設計図に基づいて書かれているにも関わらず
あれは私の傑作ですとおっしゃっているのがとても疑問です。
ですので、どの曲がどれほど著作権が、あるいは全ての曲が
著作権者に分かれていくのかは分からないところです。
質問
どういう思いで18年間仕事を続けてきたのか
新垣さんが会見によって、いろいろな事が明らかになったが
これがなければ、そのまま続けていたのか?
佐村河内
新垣さんは、私を甘く見ていたのか「絶対に佐村河内はバラさないに違いない」
とおっしゃっていましたが、そんなことはなくてずっと私自信が
あるテレビ局さんから大きく取上げられてから、自分がどんどんどんどん
自分が制御できないくらい大きくなってしまって自分自身はすごく恐怖を覚えていました。
やっぱりいつかバレるんじゃないかという気持ちはすごくあって
新垣さんにはお話ししたんですけど10年後に止めようという
引退しようという思いでおりましたけども
『新潮45』を読んで怖くなったから「こんなことはもう止めましょう」と
言われたときに、やはりもう少し恥ずかしい話ですけど
日本コロンビアさんから次の作品次の作品と要望がありましたので
なんとかそれを必要最小限におさめるために、あと2つの曲だけ
お付き合いいただけないかということでお話をしたところ
それが3年に1曲という形で、あと2曲で引退しようという気持ちでおりました。
質問
罪の意識とか、みなさんを騙しているという意識はなかったんですか?
佐村河内
ありました。すいません。
質問
診断書が配られて、“聴覚障害に該当しない”と診断しますと書かれている
だが今回、手話の方が同席されている
この現状、今どういう耳の状態なのか?
佐村河内
“聴覚障害に該当しない”というのは障害者手帳を交付するのには
値しないということです。
ですから裏に書かれている(と診断書の説明)
※ABR検査によると
右が40デシベルで感知、左が60デシベルで感知したというもの
聴覚障害のdB区分によると
40dB・・・軽度難聴 60dB・・・中度難聴
聞こえる程度は、普通の会話は聞こえる程度
普通の人は10デシベルで聞こえるそうなので
右48.8デシベル 左51.3デシベルというのは自分で
挙手で聞こえたら押すという検査でこれも大学病院の先生からは
まったくこちら(ABR)のものと矛盾していない結果であるということでした。
質問
今私の声は聞こえますか?
佐村河内
音は聞こえます。
微かに聞こえますけども
そこが感音性難聴というところなんですね(診断書を指して)
ようするに伝音性難聴というのは、耳が詰まった感じで
発せられた言葉は正しく耳に伝わっているんだけども
耳に栓をしているような感じで、いわゆる耳が遠い障害で
感音性難聴は部分でいうと外耳中耳内耳とありまして
私の場合は蝸牛という部分です。
その部分に障害があって音が歪んで聞こえるという障害です。
ですので耳元で60dB以上の音で何かを言われても
音は分かるんですけども、説明が難しいんですけど
言葉が曲がって聞こえるとか捻じれて聞こえる状態なので
このように手話通訳がついているのは天地神明に誓って
今までも今もこれからも私には手話通訳は大切な必要な存在です。
質問
新垣さんは会見で、ずっと聞こえていたと思うという発言をされましたが
そのことについてはどう思いますか?
佐村河内
それは、みなさんが受けろとおっしゃったABR検査で全て
否定されることであって
耳に関するとこでは新垣氏は全て嘘を言っている。
全くの嘘です。
読んだんですけど、電話でしゃべったとか
後ろから名前を呼びかけられたら振り向いたとか
カプコンの皆さんが、佐村河内が耳が聞こえていたのは
周知の事実だとかは信じられない言葉です。
私は1年半の間カプコンとファックスだけでやり取りをしてきましたが
そのような疑いとか、誰かと電話したことはあり得ませんし
質問
そもそもなぜ新垣さんに曲を依頼することになったのか
どうして自分で曲を作らずに依頼しようと思うに至ったのか
原点について動機について
佐村河内
新垣さんの出会いについては覚えていませんでしたが
週刊文春さんを見させていただいて
あるバイオリニストの新垣さんの後輩の方の紹介で
オケ(オーケストラ)をアレンジしている方がいらっしゃらないかということを
僕がお願いしたそうで、その女性も覚えていませんけども
ある喫茶店でお会いしたのがキッカケで
『コスモス』という映画はオルゴールというのがとても重要な
ポイントを占めていたので、そのオルゴールのメロディは自分の
シンセサイザーで打込みで何パターンか作って
それをオケにしてもらえないか・・・
本当に正直に言いますとオーケストラにすごい憧れがありました。
自分では書けないので、雑学的なクラシックの智恵だけはあったものですから
それらを駆使して、ここはイ短調でとかここはブリッジをかけて
ここは変調して欲しいとか、事細かな説明はありましたけども
おおむね新垣さんにアレンジをお願いしたり編曲をお願いしたことは
間違いございません。
それがお金で始まったことですから、それが習慣化してしまったというのが
正直なところです。
質問
自身を耳の聴こえない作曲家ではなく
プロデューサー、または企画をたてた人という風に名乗って
新垣氏に作曲者として名を連ねてもらうという方法も選択肢としてあったと思うが
なぜ新垣さんは影の存在で、自分だけが表舞台に断立つことになったのか?
これは佐村河内氏の考えか?
佐村河内
当時、すずきじゅんいちさんという監督さんに依頼を受けまして
当時、道路清掃だったかの現場で働いているときに突然の依頼を受けたものですから
私自身が依頼されたということで、本当にいけない事だと思ったんですけど
自分だけの名前でやりました。すみません。
質問
それを悔い改めようと思ったことはないですか?
佐村河内
何度もありましたけども、どうしても自分が巨大化していくたびに
それが言い出せなくて…そういう思いはありました。
すいませんでした。
質問
NHKの番組と並行する形で、あなたが当初名前を出された少女とご家族を
取材してきた者です。
なぜ騙したのか、なぜ亡くなったお母さんを利用したのか
そのことに対してしっかり答えてください。
佐村河内
冒頭に名前を出したのはカットでお願いします
申し訳ありません。
そのご家族を最終的にはこのような形で騙したという形になって
本当に心から詫びております。
彼女の苦しみを思うとすごく、今他の誰よりも申し訳ない気持ちで一杯です
おばあさんもヤラせのグルだったんじゃないかということを聞いて
ショックを受けたし申し訳ない気持ちで一杯です。
基本的には繰り返しになりますが、ゴーストライターという形を使った
それを黙っていたということは大きな過ちであり間違いであり
私が一生償っていかなけれないけない罪だと思っています。
これだけは申し上げたいんですが、あの子やおばあちゃま
本当に大好きで心から、やり方は間違っていましたけども
亡くなったお母様にたいしても、このことで小さな光が届けばなという思いで
やった事は本当に真摯な気持ちでやっていました。
そのことは結果的にバレたという形で傷つけてしまった事で
ものすごく反省しています。
一点だけ言わせてもらうと、これは非難ではないですけど
雑誌には間違っていることがたくさんありますので
正直に言わせてください。
私が彼女にパパと呼べと言ったことは全くありません。
質問
本当ですか
佐村河内
はい。
逆で、私の妻に電話がかかってきて
あの子は守(佐村河内)さんのことをパパと呼び始めているんですよ
と聞かされたのが最初です。
もう一点あります。
娘をくれと私が言った。
全くの嘘です。
質問者
嘘ではないと思います。
佐村河内
逆です。
これにはたくさんの証人がいると思いますけども
あるテレビ局のスタッフさんとお宅にお邪魔しているときに
隣のうどん屋さんにご飯を食べに行こうということになりまして
みんなで行ったときにおばあちゃまが私の前の席に座って
突然私の手を握りしめて「守さんお願いね、私が死んだら
あの子をお願いね」というふうにお願いされました。
質問
(マイクの音割れで質問が聞き取れない)
作曲するためのパフォーマンスについて
死者を冒涜していたのではないか?
佐村河内
断じて違います。
質問
どう違うんですか
じゃあなぜ嘘をついたんですか
答えて下さい
最初から嘘をついて近づいて、何がしたかったんですか
佐村河内
騙した事になると思います
申し訳ありませんでした。
「守さん」「守さん」と記者の呼びかけ
佐村河内氏は、聞こえていない素振り
質問
福島県本宮市の『虹色の町』という曲につて
新垣氏は、この曲を作っていないと言っていたが
佐村河内氏が作った曲か、他の人が作ったか?
佐村河内
本宮の市歌は私が作りました。
質問
なぜこのタイミングで新垣氏が暴露したのか理解できないと
言っていたが、何か二人の間でトラブルがあったのか?
佐村河内
トラブルはありません。
新垣さんは現代音楽の楽壇の中心にいらっしゃる方で
一番の先生で日本クラシック界の巨匠であられる三善晃先生
お話しし難いんですけど
その時期に三善先生が亡くなられたということを聞きまして
彼(新垣)には元々映画音楽を作りたいという話も聞いていましたし
三善先生が亡くなって、自分の鎖が解けたのではないか
・・・・・これ以上は言えません。
質問
これまで会見を聞いていて
貴方が望んでいたのは有名になること
名声を得ることだったと思うが
たくさんの人を騙したり傷つけても
自分が有名になることを選んだのでは?
結局この騒動があって、これまで以上に貴方の名前が
知られるようになった。
今では子供でも佐村河内という名前を知っている。
貴方は現代のベートーベンとしてではなく稀代のペテン師として
名前を残すことになるかもしれない
この状況に満足しているか?
本当に貴方の心底にあるものを貴方と関わりを持った者として
確認したいと思います。
佐村河内
自分が有名になるために人を利用したという気持ちは
全くありません。
ただここまで大きくなって何も言い出せなくなってしまった自分
これがここまで巨大化して、そして私が意図するところではない
バレたという形で、こjのような大騒動を引き起こしてしまって
妻に言われました
妻も全く知りませんでした。
「まだ日本で留まってバレて良かったね」と言われました。
これが世界に行って、もっと大変なことになったら
たくさんの人に迷惑をかけていたので
質問
有名になりたかった名声を得たかったという気持ちは
佐村河内
信じてもらえるか分かりませんが
さほどありませんでした。
質問
貴方が愛しているベートーベンや〇〇やマーラーに対する
これは大いなる冒涜になるとは思わなかったのですか?
佐村河内
思います。すいません。申し訳ありません。
質問
先ほど、声は聞き分けられないが音は聞こえるとのことだが
例えばピアノのドレミファソラシドとか、そういった音は聞き分けられるのか?
佐村河内
絶対音感はありませんので、相対音感といって“これ”は“これ”より
もう少し高いとか少し低いというのは聴覚で感じることはできます。
ですから、3年と書いてしまったんですが、3、4年前から
ノックする音とか昔聞こえなかった音が聞こえるようになって
テレビとかに耳を当てても、声が捻じれているので聞き取れないという事は
分かったので、なぜもう少し早く聞こえるようになったと言わなかったのかと
いわれるかもしれませんが、結局自分としては手話通訳は必要で〇〇は必要で
何も変わらない状況だったので、再検査を受けようという気持ちには正直なれませんでした。
オケなど、和声が複雑なものは全く分かりません
質問
絶対音感はないという事でよろしいですか?
佐村河内
はい
質問
指示書(作曲を依頼する設計図)は奥さんが書かれたのではないかという
情報もあるが、その点については?
佐村河内
あれは馬鹿げた話で、うちの妻の母親から出た話だそうですけども
どこかの番組で、筆跡は佐村河内のものだと検証されたとは聞いていますけど
義理のお母さんが言っていることは全くの嘘で、そういったことに妻が関与することは
全くありませんので、今から書いてもかまいませんけど私の筆跡です。
ここで質問した記者から、色紙とペンが渡されてる
書かれた文字は『後世に残る芸術的価値』『前例のないほどの宗教性』
雑誌媒体でもしお答えする事があれば
妻の字を見てもらえれば分かると思いますけれど
とてもキレイな字なので、私は下手なんで全く違うと分かると思います。
質問
私の祖母もとても耳が悪い人間で、耳元で大きな声を出せば
分かるレベルでした
祖母は補聴器を付けていれば、日常生活に支障はありませんでした。
少しずつ聞こえてきていて50dB聞こえるのならば補聴器を使うという
選択肢があると思うのですが試したことはあるのか?
もしないならどうして試さないのか、耳が悪いままの自分というのが
都合がいいからか
佐村河内
補聴器は3つ持っております。
自分で聴覚者認定を受ける前に東京で買ったもの(補聴器の名前)
ドイツで買ったものが一台
認定を受ければ安く4000円くらいで買えるのですが隠していたので
12万円くらいと高かったのですが、髪を伸ばして隠してしていた(付けていた)事もあります。
質問
なぜ今日は補聴器をつけていないのか
佐村河内
理解しにくいと思うのですが、
伝音性難聴ではなくて、音を大きく倍増しても
音が曲がっているのは同じなので付けても意味がないということしておりません。
質問
手話がないとコミニュケーションがとれないのか
佐村河内
あと口話術というのがあるんですけど
横浜のあるサークルに2つ通い詰めていた時期がありますけど
ある厳しい年配の人に手話だけではなく口話も覚えなさいと言われて
一生懸命訓練した時期があります。
新垣さんとの会話は全て口話でした。
彼とはもう18年ですかね…
やっぱり慣れれば慣れるほど、徐々にどんどんと
読みやすくなりますし、新垣さんという方はほとんど
喋らない方で、とてもゆっくりしゃべる方なんで
とても読みやすかったというのもありますし
言葉が悪いのですが、彼はほとんどイエスマンだったので
どうしても申し上げたかったのは、今回の騒動に至ったのは
もちろん根源は私ですし、一番悪いのは私で今日は謝罪に来ましたけども
どうしても違う事は違うと訴えたいのでお話ししますけども
新垣さんが私と普通に会話をするとか、そういったことは全くありません。
質問
新垣さんがギャラをつり上げるという話があったが
佐村河内
※これまでの作品についてのギャラの説明はなく
ギャラは30万からもっとも高くて100万円なんですよね
と言いながら、これから先の作曲のギャラとして300万円で
お互い納得してサインを交わした書類があるらしい
質問
取材のときステッキを持って歩いていたこと
腱鞘炎ということで手にサポーターをしていたこと
これらの病気は本当の病気だったのか
佐村河内
はい。本当です。
耳が悪くなってからなんですけども、耳鳴りを持つようになりまして
今もフラッシュを浴びていますが、それを長く浴びていると
耳鳴りが大きくなってしまうと感じてサングラスをするようになりました。
手は、下手なりにピアノ、シンセサイザーですけども我武者羅に独学で
勉強していたので、特に左手の薬指が伸ばすと飛び上がって声が出るほど
痛いので、指が動かないように工夫をしていました。
ステッキも耳鳴りの予防で足が悪いわけでもなんでもありません。
時々耳鳴りが酷くなると、意識がスッと右か左に身体が持っていかれるときがあって
何度も危ない目にあったので、知り合いから体重をかけて大袈裟に歩くのは
止めなさいと言われるんですが、右でも左でも転ばぬ予防として使っております。
今日はサングラスも何もかも言い訳になるので、してきませんでした。
質問
鬼武者の創作ノートについて
佐村河内
一年かけて鬼武者の創作ノートを自分が努力して作ったという
証を自分で作りました。
捏造しました。
質問
これは鬼武者の創作ノートではないのか
佐村河内
鬼武者の一部です。
質問
新垣氏が作った曲をどのように聞いてどのように修正して世に出したのか
佐村河内
文春さんの記事によりますと私が作った後に新垣さんに修正をお願いしたとか
テープを一緒に聴いたとか、ここを直してくれということが書いてありましたが
一度もありません。
彼にいつも一度弾いてみせて欲しいというのは、周りの人の感応を聞きたかったからです。
それもだから嘘です 新垣さんの嘘です 一度もありません。
新垣さんの作品に、一度出来たから修正したことは一度もありません。
彼が僕に忠実に作る音楽は信じていました。
聞えなくなってから修正とかやり直しとか一度もありません。
質問
では新垣さんが嘘をついていると断言してもいいですか
佐村河内
はい。
新垣さんを名誉棄損で訴えます。
新垣さん他ですね。
質問
被災地などでオーケストラが奏でる音をどういう気持ちで聴いていたか
佐村河内
みじめな気持で座っておりました、いつも。
質問
義手のバイオリニスト“みっくん”に自分に謝るのか
バイオリンをやめるのかとメールを打っているが
今考えれば、笑止千万なのだが、あれはどういう気持ちで
自分にどういう力があって一人の女の子の運命を左右しようとしたのか
それにたいする謝罪の言葉はまだ聞かれてないのだが
佐村河内
どういうことですか?
何を謝れと
ここで問題のシーン
記者「まだ手話通訳終わってませんよ」
他の記者たちから失笑が漏れる
記者「全部聞いてから(手話通訳)の方がいいんじゃないんですか」
佐村河内「はっ?」(怒った顔で)
私は今おっしゃったことにたいしてしゃべっているだけで
僕が何をみくちゃんに
記者「目と目を見てやりまっしょう。僕の口話をしてください」
佐村河内「そういうふざけたこと止めてもらえます
化学的な検査がそこに出ているじゃないですか」
記者「聞えるというね」
佐村河内「皆さんすみません、質問もう結構です。」
記者「結構じゃなくて」
佐村河内「次の方いらっしゃったらお願いします」
記者「一人の少女の人生を弄ぶような事がなぜ貴方にできたのか
その本心はどこにあるのか教えてください」
佐村河内
あの、何をもってそのようなことをおっしゃるのでしょうか
メールの全てを提示するべきだと思います。
あそこには中略、中略とあって私が途中で優しい言葉で緩和している言葉
前後もカットされていますよね
全部提示してください。
私はあの父親にたいしてみくちゃんにたいして選択を迫ったことは
一度もありません。
例えばサントリーホールでみくちゃんに「義手を外して出た方がいいんじゃない」
と話したときも彼女は嫌だって、ちょっと待ってくださいみく本人に聞いてみますと
お母様がおっしゃって・・・
記者
なぜ貴方は義手を外して舞台に出ろと言ったのですか
※ここからも記者と佐村河内氏の言い合い
佐村河内氏の言い分は、義手を外して出て
舞台で義手をつける演出がしたかったらしい
記者
佐村河内氏は自分で曲を作った訳でもなく、バイオリンの
素養があるわけでもないのに、演奏のレベルも分からない
それなのに、このままバイオリンを続けたいなら私に謝れと
メールを送っている
どういう根拠で、そのようなメールが送れるのか
佐村河内
みくちゃんはプロのバイオリニストになるには
中学が一番大切な時期なんですけどもん、そのとき彼女が
卓球部に入りたいと言い出したので、他の子たちはハンディを持っていなくても
もっと頑張っている子もたくさんいるのに、どうしてそういう話になるのということで
記者「貴方はバイオリンの教師でもなんでもありませんよ
しかも作曲家でもないんですよ 何でそんなことが言えるんですか」
佐村河内「失礼しました。次の方お願いします」
※佐村河内氏は、この記者とのやり取りを止めようと無視するが
記者「謝罪の言葉を聞いていませんが」
佐村河内「貴方にたいしてですか」
記者「みっくんにたいしてですよ」
佐村河内「みくちゃんにたいしては、そういう気持ちはあります
申し訳ありませんでした
ただお父さんがおっしゃった絶対強制を強いられたということにたいしては
断じて反対しますけども」
記者「何月何日までに決めろというのは服従ではないんですか」
佐村河内「そう思われるんでしたら、はい。すみませんでした」
記者「謝らないんですね」
佐村河内「いえ、謝ります すみません」
質問
髪を切ったり、随分イメージが変わったがどういう気持ちからか
佐村河内
信じてもらえるか分かりませんが、2つ目のホテルに移ったときから
人前に出て謝りたいという気持ちで一杯だったので
髪を伸ばしている場合ではないと思い妻に切ってもらいました。
質問
妻は何も知らないと言ったが、この騒動について
どこまで知っていて何を知らないのか
この騒動に対してどう言っているのか
佐村河内
新垣さんとは二人だけの秘密だったので
文春にあったように新垣さんが私と二人で話をしているときに
そそくさと逃げ出したということは18年間一度もありません。
新垣さんと二人だけで話がしたかったので妻には新垣さんが来る前に
出て行ってくれということで
新垣さんが言うことは作り話です。
今妻が何を思っているかについては、私に対する怒りはもちろんありまして
すごく叱られました。
一番騙されてきたのは私だと言われました。
質問
奥さんのお母さんは、あなたは嘘つきだと
早く私が生きているうちに帰ってきて欲しいと言っている
お義母さんにたいしてどう思っているか
佐村河内
妻のお母さんの発言にたいしても嘘八百だということで
名誉棄損で訴えると言っております。
質問
娘さんが実の母親を訴えると言っているのか?
佐村河内
そうです。
質問
現代音楽ではなく調性音楽を作られたことに共鳴した
たくさんの演奏家の方や指揮者の方も共鳴して
協奏曲第一番を演奏したわけだが
今回のことで調性音楽について「そらみたことか」と
動きが止まってしまう事を残念に思うがどうか?
佐村河内
私自身も今となっては今までついてきた嘘が
このような形で白日となって、これから責任を問われて
たくさんの方々に謝罪していかなければいけないんですけども
そこは別としまして、こうして罪や罰が私としては白日になって
良かったと思います。
ただ調性音楽にとってはですねせっかく希望の光が
調性音楽の新曲を聴きたいと思ってくださる人の気持ちが萎えてしまったり
この後、偽物の佐村河内の後に続く人の気持ちが萎えてしまったりということは
とても残念なことだと思っております。
質問
サングラスについて、スポットを浴びると
耳鳴りがしてしまうということだが
今日、かなり長い時間フラッシュを浴びているが大丈夫か?
佐村河内
はい、大丈夫です。
この後ダメージがくると思うんですけども、もう言い訳はしません
そういうことは関係なく自分の顔を全国のみなさんに晒して
謝罪しようと思う気持ちがありましたので
質問
今日がメディアに出る最後だと言っているが
冷静に話すためにもサングラスは必要なのでは?
佐村河内
すいません。してくると叱られると思いまして
質問
サングラス等買ったのは、今までの印税だと思うが
お金に関してこれからは、どう考えているのか
佐村河内
もう音楽家であることはありえませんし
これから何をしていくかは全く
まずは謝ることが一番だと思っているので、全く考えられない状態でいます。
それこそ自給自足の生活を田舎でするとか、それは全く分かりませんけども
自分が出来る事をただやって、負債があればそれを返していくということを
一生続けていくんだと思います。
質問
今は着席しているが、記者(質問者)によって
立つ方(立って質問を聞く)との違いは何か
佐村河内
私が直接知る、私が心の中で大切に思っていたのに
裏切ってしまった人達、知人です すみません。
質問
NHKスペシャルのディレクターや日本コロンビアの関係者など
事実を一部でも知っている人はいなかったのか
佐村河内
個人名は出していけないと思うんですけども
NHKスペシャルの関係者の人、あるいは手話通訳の方や
私の妻など、そういうことに巻き込まれて非難を受けている人など
誰も全く知りませんでした。
質問
前から知っていたけど、知らなかったことにして欲しいと
口止めを受けたこともないと理解していいのか?
佐村河内
はい、誰もありません。
質問
現代典礼の指示書の中、受難のところでモーツァルト、オルク
カルミナ・ブラーナと並んでペンデュラムとあるが
何を意味しているのか
佐村河内
昔書いたことなので、よく憶えておりません。
質問
オーストラリアのロックバンドペンデュラムではないか?
佐村河内
何かで調べて、そういう意味合いのことを書いたのだと思います。
(佐村河内氏は指示書を見るが)
思い出せません。すみません。
おそらく宗教用語か何かを自分で調べて書いたものだと思うんですけども
曲目かもしれませません。
質問
出身地でもあるHIROSHIMAという曲が代表曲になっており
広島市民賞を取り消されているが受賞された
今回のことで広島の被爆者の人など怒っているが
どのように思っているか
佐村河内
私自身も被爆二世ですけども、先ほど伝え漏れがあったと思いますが
被災地の方や被爆者の方、被爆地への思いというのは全く同じです。
申し訳なく反省しております。
質問
新垣氏他を名誉棄損で訴えるということだが
誰を訴えるのかということと、訴える先は民事なのか刑事なのか
その際の代理人は誰か
佐村河内
弁護士の方は内定していて、来週にもお会いすることになっております。
まだ名前は申し上げられないんですけども
私個人の意見として訴える用意があると伝えたんですけども
新垣さんです。
他はまだ決めかねているので
新垣さんは絶対訴えるけども、それ以外の人はまだ決めていない
質問
文春の記事を書いた記者はどうか
佐村河内
はい。
質問
印税収入はいくらくらいあったのか
佐村河内
詳しい値段は申し上げられませんけども
青色申告というものを調べてもらえれば分かるんですけども
今年初めて黒字になった程度です。
今まではずっと赤字で、新垣さんに支払うお金は
妻には現代音楽のご教授代だと嘘をついてお金を下して払ってもらっていました。
調性音楽は自分で書けるんだと、ただ現代音楽と完璧な融合をしたものを作るために
新垣さんのご教授がどうしても必要だと嘘をついてこの18年間
高いお金を払わせておりました。
質問
裁判費用などは印税から払うのか
佐村河内
それはまだ何も考えておりません。
質問
報道されてから(騒動になってから)
今までどこで何をしていたのか
佐村河内
横浜を中心にホテルを転々としておりました。
質問
一部情報では埼玉にいたと言われているが
佐村河内
いえ、横浜から出たことはありません。
一番最初が東横インの横浜スタジアム前という所で
そこから横浜を往ったリ来たりしてました。
質問
髪は妻に切ってもらったとのことだが
ヘアスタイルは指示したのか
佐村河内
おまかせという形で、妻は美容師だったんです元
質問
スキンヘッドになっているという情報もあったが、自分の髪か?
佐村河内
初めて聞きました…ありがとうございました。
質問
18年間奥さんが果たしていた役割は?
離婚については?
佐村河内
妻は聾者の妻として11年間生きておりまして
音楽に加担するとかそういった人間ではないので
私はこのことが発覚した後に申し出たのは妻に「離婚してください」でした。
でも、しないよと言われました。
質問
いつ頃から耳が聞えづらくなって、いつ頃全く聞こえなくなって
いつ頃聞こえるようになったのか
佐村河内
自分は24歳のときに左耳の聴力の低下と耳鳴りを感じて
それが上がっていくのと並行して聴力が落ちていった。
左耳が使い物にならなくなって次に右耳、そのとき一度補聴器を買っています。
最終的には補聴器を2つ買うことになるんですけども
1999年に自分は、全く聴力がなくなったと感じました。
それは本に書いた事は本当です。
ですがその後、何か月か経って、補聴器をすると少し音が聞こえるみたいな事が
1年半くらい続きました。
1999年2月頃、完全に聞こえなくなったと思い込んで
北里大学病院ということろに行きました。
受診したときに、すぐに入院しなさいと言われたんですけど
入院する理由は、絶対安静と点滴治療と〇〇というものがあるそうですが
カプコンの偉い人と相談してライジングサンのお披露目を控えて
新垣さんに指示を出していかなければいけない時期だったので
入院すると曲が止まってしまと思って、プロデューサーさんに相談しました。
耳がダメになってしまうか、発表会を延期してもらえるかと迫ったところ
あきらめて下さいと言われまして入院はあきらめまして、新垣さんへの指示に
奔走していたというのが事実です。
それから3年くらい前から“ガタン”とか“ゴトン”とかいう音を
感じるようになって(ガタン音が聞こえたときの説明は略)
質問
聞えなくなった原因は外傷なのか精神的なものか
聞えなくなった原因や聞こえるようになった原因は医者から聞いているか
佐村河内
どこかのテレビ局の人が東京大学の偉い先生を連れてきて
一旦聞えなくなったものが治るなんて99%あり得ないんだ
冗談じゃないという事をおっしゃったんですけども
今は回復したと思っているので、昔はもっともっと酷かった
一緒に辛い時代を過ごしてきてくれた(と、手話通訳を指す)
彼が証人なので、回復しても音が正しく耳に入ってこないので
原因は不明だと言われました。
この診断書に付け加えるなら、手帳には至らなかったけども
感音性難聴で、これくらい聞こえないという事は
日常に何割かの身体障害者であるということは、どの先生に
この診断書を見てもらっても、一目瞭然だということは伝えてもらえました。
質問
新垣さんが今まで700万円くらいギャラをもたっらと言っていたが
その金額は正しいか
佐村河内
覚えていませんが、領収書は新垣さんから全部もらっているので
後で調べることは出来ます。
質問
音が捻じれて聞こえているとのことだが
どのように聞こえているのか説明をして欲しい
佐村河内
説明できないです。
僕の場合、音の語尾の方が曲がっている感じです。
ちょっと難しいですね。
お医者さんに感音性難聴のことを聞いていただけたらと思います。
質問
人生の中で一番輝いていた時期とどん底の時期は
佐村河内
(考える時間が今までで一番長い)
輝いてなかったなと思いますけど
心の奥では嘘なので、人を騙していると思っていたので
素直に喜べてはいませんでした。
正直に言います。
ツアーとかに行っても自分はまともに音は聞こえてないのに
みんなに褒められるのに自分は聞こえていないという形で
針のむしろではありましたけど、僕がステージに上がると
みなさんが喜んでくださる顔を見たりするときは幸せでした。
どん底だと思うのは今です。
質問
CDを発売している会社、全国ツアーを企画していた会社など
損害を被った関係者にたいしての損害賠償について
佐村河内
あります、もちろん。
質問
現代典礼にHIROSHIMAと付けて発表したことに
新垣さんは驚いたととのことだが
なぜHIROSHIMAというタイトルで発表したのか
佐村河内
この曲は自分の中では被爆二世としての使命、闇の中から
最後に光が訪れるという自分の中では想定がありました。
信じてもらえないかもしれませんが、新垣さんという方は
私がお金を払って自分が作った曲に全く興味を示してくれませんでした。
その証拠に、最後に会ったときに、これも韓国のヨムルさんにも
謝らなければいけないんですが、ヨルムさんが演奏したものを
新垣さんの目の前で、スゴイなスゴイなといって驚いていました。
新垣さんには最初は筆談もお願いしていました。
口話でゆっくり喋ってもらって、分からないところは
ゆっくり喋って下さいと、もう何百回も言ってきました。
それなのにあの発言は、私の障害と今回のデータを見ても
あり得ない事だと思います。
広島の思いは元々ありました。
本当に嘘じゃないです。
ですけど、新垣さんに、典礼、祈りという言葉が入っておりますけど
現代的な要素も入れたいということで、現代典礼のタイトルを付けて
彼が喜びますもので、現代的な響きが入るという事で
(中略)
被爆者を利用したということは断じてありません。
質問
弁護士が辞任した具体的な理由は
佐村河内
許可を取っていないのですが、今日は全部話すということで
実は高橋大輔選手がお滑りになる前に、こういった場を
設けたかったんですけども、「まだタイミングではない」
今喋ったら高橋選手に影響が出るということで弁護士さんと
意見が分かれました。
そこだけです。
質問
佐村河内氏の小・中・高の同級生に取材した結果
著書『交響曲第一番』に書かれていることは嘘で
ピアノをやっていた事実はない
役者になるという大きな夢があったとのことで
同級生たちは、佐村河内は演じているだけだと言っているが
佐村河内
そう思われても仕方ないと思います。
私が嘘の自伝本を書くということを知って
新垣さんが積極的に、音大も出ないで耳も聞こえないで
交響曲を書くに至った人間が、どのようにスゴい幼少期を過ごせば
新垣氏自身が嘘本の構成に加担していたということを明かしたいと思います。
だから初めて読んだときにビックリしたというのは嘘です。
質問
新垣さんの作品は701年代のアカデミズムの現代音楽であると
評価されている。聞えない佐村河内氏が、新垣氏の作品をどうして
評価できるのか。
新垣氏から届いた楽譜を見てどの程度音が浮かぶのか
佐村河内
ほとんど浮かびません。
リハーサル(自分のコンサート)に立ち会うと突っ込んだ質問をされるので
今まで避けてきました。
質問
妻の家族とは絶縁状態なのか?
佐村河内
義理の母親とは1995年から絶縁状態です。
お母様がインタビューに答えている中で
「私が電話しても守は出る」と(言っているが)
1995年から一度も電話をかけてきたことはありません。
質問を一時中断して
佐村河内
全ての責任は私にあるんですけども
NHKの方が今大変な思いをしていて、それは全て僕のせいで
名前は出しませんけど、やり玉に挙げられているという話を聞いて
6年間続いた友情が…事件発覚後も彼は僕に優しい言葉をかけてくれた
素晴らしい人間だったんですけど、やっぱり耐え切れなくなって
自分の責任の重さを知れという最後の言葉でさよならと書いてあった
メールで終わりました。
NHKスペシャルのスタッフで私と新垣のゴーストの関係を
知っている人は1人もいません。
(NHKスペシャルは)私がディレクター達を騙した過剰演出です
質問
番組を見てどう思ったか
佐村河内
特に感情的になって歓喜するような番組だとは思いませんでした。
(後半は音声の問題で聞き取れず)
質問
ニコニコ動画(生中継)を見て、手話の人より早く
答えているという疑問があがっている
そもそも佐村河内氏は手話が出来るのかという疑問があがっているが
今度は申し訳ございませんでした。
12年前の診断書(クリックで拡大)
100dB 100dBの感音性難聴ということです。
当時、骨導という検査、耳で聞こえるそれを自分で押す
ここに表れている線といいますか、これが顕著に感音性難聴を表している
というお話を伺って、病名が感音性難聴となりました。
謝罪会見を見て
たとえどのような場合でも、大勢で一人を叩く行為は見ていて
あまり気持ちよくないのですが、今回の佐村河内氏の会見は
謝罪と釈明会見のはずが、言い訳会見のように感じました。
見た目は、『本当に悪い事をした』と反省しているように見えても
「すません」や「申し訳ございません」の言葉が多くても
本気で謝罪しているようには感じませんでした。
『バレなければ良かったのに』という思いがみえみえでした。
それに、新垣さんにたいする批判の言葉があまりにも多く
特に『交響曲第一番』(自伝)については、まるで新垣さんこそが
率先して書かれたような言い方をしていたのが気になりました。
一番の問題である聴力についても、ほとんどの人が未だに疑っているでしょう。
専門家の人からの、もっと突っ込んだ質問などを期待していたのですが
それに、曲の著作権を放棄すると明言した新垣さんと比べて
佐村河内さんは、明言を避けたというより、放棄したくないのでしょうね。
それに新垣さんやお義母さんなどを訴えると言っていましたが
これに引いてしまいました。
この人は、いったい何を思って何がしたいのか・・・
要するに佐村河内氏が言いたいのは、
新垣め、バラしやがって!あと10年は騙し続けるつもりだったのに
ゴーストを使ってはいたが、詳細な指示書を書いていたのだから
自分が作った曲でもいいだろう
バラした新垣が憎くて憎くてしょうがいない
というところでしょうか。
2時間半という長い長い会見でしたが、言い訳に終始した会見で
本当に謝罪したいという気持ちは全く伝わりませんでした。