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“佐野研二郎デザイン”と銘打たれていた
サントリービールのキャンペーン用トートバッグ8点のデザインが
“パクリ”だったことを認め、HPにて釈明しました。

釈明を要約すると、

●トートバッグのデザインは複数のデザイナーと共同で制作した。

●複数のデザイナーの誰かが第三者のデザインをトレースした。
(スタッフから報告がなかったので自分は気付かなかった)

●スタッフの教育が不十分だった。

こんな感じでしょうか。

自身のプロとしての甘さや、代表としての責任についても
触れられていますが、言い訳のように感じた人も多いようで
佐野氏のイメージは、ますます悪くなったようです。

日刊ゲンダイの記事によると
「確かにトートバッグのデザインを監修したのは佐野です
しかし、細かい実務を担っていたのは何人かの部下です」

と、佐野氏の奥さんは答えていました。

佐野研二郎デザイン トートバッグ(パクリ)

佐野氏が“パクリ”と認め、サントリーが取り下げたバッグ8点

No.2
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No.6
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No.7
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No.8
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No.12
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泳ぐ女性のイラスト、マクフェトリッジ氏は
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「トレースされたように見えるね」と語っていますが
法的手段には出ないとの事。

No.18
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No.19
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No.20
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「BEACH」を作成したザラコー氏は
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「完全に一致」しているとし
「文字の間隔も、私があえて変えた文字の太さも同じ」と指摘。
「もし盗作でお金をもうけていたのなら法的手段をとりたい」と発言。

佐野研二郎 Tシャツもパクリ

Bireli Lagrene(ビレリ・ラグレーン)「Bireli Swing ’81」
ジャケットの裏
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【商品名】
ローリングストーンズ コラボレーション 半袖Tシャツ 佐野研二郎デザイン
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赤〇の部分が
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襟裏にタグ替わりのプリント。

これは誰が見てもアウト!ではないでしょうか
完全にパクリですね。
左右反転させただけです…

ネット上の反応も厳しいようです。

もう完全にアウトだろう

佐野氏を擁護してた方々は戦々恐々してるでしょうね

「パクって左右反転」というのが「佐野スタイル」?

もう泥棒だな

襟裏だから目立たないからバレないと思っていたのでしょうか?

ひょっこり黒猫もパクリ?

こちらは佐野氏デザイン(トートバッグNo25)
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そして、俣野温子さんの「ひょっこり黒猫」
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俣野さんのブログは、現在は削除されているようなので
削除される前のブログ記事を引用しておきます。

2015.08.16 Sunday 悩みましたが書くことにしました。

ずっと私のシンボルマークのようになっているポケットから 黒猫が顔を出している
デザインを、オリンピックエンブレムをデザインした 佐野研二郎さんが盗用した
疑いがあるという記事が、あちこちに出回っていたのです。

私がこのデザインを描いたのはすでに20年以上前。
以来ずっとポケットから黒猫の顔が半分出ている
デザインの商品は 数え切れないほど作ってきました。
最初のころはエプロンやパジャマのポケットから
黒猫が顔を出しているもので その猫にはヒゲも鼻もありましたが

少しずつ変化して、今ではヒゲも鼻もなく ただ黒い猫のシルエットに
丸い目だけになっていきました。
確かに問題になっているトートバッグの猫もヒゲはなく黒猫で丸い目で、
ポケットから半分顔を出しています。

けれど私としては、すでにファンの方たちの認知度も高く 私の看板のようになっている
ひょっこり黒猫に影響があるものとも思えませんので ただ静観していようと思っています。

当然私の会社には、取引先の会社や、ファンの方やスタッフの友だちなどから
続々とメールで知らせが入りました。
そのほかにはブログのアクセス数が急に伸びてきたり 驚いたのは、
マスコミからの取材依頼が次々と。

大変申し訳ありませんが、私はこの先この件に関して
一切の取材をお受けする気がないことを明記しておきます。

そしてきのう、30種類のトートバッグのなかから8種類が引き下げられました。
それは明らかに原作からコピー&ペーストをしたと思われる 傷やムラまでが同じである
逃げ場のないものに絞られていてデザインソースやモティーフが似ているという
指摘に関しては、認めていませんでした。 この認識に対しては多少異論があります。

確かにコピーの認定には難しいものがあります。 疑わしきは罰せずという解釈もありますし
特に微妙に書き換えてあるものに関しては特定が難しいのです。

ある意味コピペよりも悪質かもしれませんが 大多数の方が一目見て似ていると判断したものが
コピーと判断されます。 この流れのなかで、まだ一部分しか認めないという佐野さんの認識は
少しご自身に甘いようにも思えます。

(中略)

佐野研二郎 パクリ作品はまだまだある

Lim Heng Swee
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佐野氏デザイン
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ベネッセ3歳児教材ほっぷの8月号表紙「すいかくじら」

佐野氏デザイン(トートバッグNo3)
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仲條正義氏が2012年に展示会に出した作品
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取り下げられていないトートバッグのデザインを含め
他にも数多くのパクリ(疑惑?)作品がありそうですね。

※追記
佐野研二郎氏がデザインした、群馬県太田市の
『おおたBITO 太田市美術館・図書館』のロゴに
模倣などの問題がないか調査すると報道され話題になっています。

ネット上では、「類似作品」の指摘がいくつか出てきているようですが
市担当者によると、調査は以前から決まっていたもので、
類似の指摘を受けてのものではないとのことです。

佐野研二郎氏のデザイン「おおたBITO」
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テキスタイルデザイン会社 「Logo for Dot」
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インドネシアの通販及び旅行サイト「Bobobobo」ロゴ
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東山動植物園のシンボルマークについても酷似していると指摘が寄せられ、
手掛けた会社に調査を求めていたことがわかったとの事。

佐野研二郎氏の事務所が関わった東山動植物園・シンボルマーク
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コスタリカの国立博物館のロゴマーク
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このような類似性は、他のテザイナーの作品でも
あるように思うのですが、佐野氏デザインのパクリ探し(騒動)は
五輪エンブレムを取り下げるまで収まらないのかもしれませんね。

佐野氏曰く(HPより)

過去の作品につきましても、問題があるとインターネット上の
ご指摘がございますが、(中略)権利を主張されている方から
問い合わせを受けたという事実もございません。
(中略)ご連絡があった場合は、引き続き誠実に対応させていただく
つもりです。

との事。

バレなければいい
文句を言われなければいい
という事でしょうかね。

オリンピックエンブレムについては、一貫して
模倣は一切ないと主張されているようですが
パクリ騒動を終わらせる(幕引き)ためには、五輪エンブレムを
辞退するしかないという声が多いようです。