歌舞伎役者の市川團十郎さんが、3日に肺炎のため亡くなられました。
昨年12月、京都・南座での「吉例顔見世興行」に出演していましたが
18日からは、風邪のため休演していました。
京都の病院で検査をしたところ、肺炎の兆候があるということで
東京に戻り、入院して精密検査を受けているということでした。
事務所からの話として「年内には退院できる」ということだったので
ホッとしたのですが、その後続報がなかったため
もしかしたら相当悪いのかなと思っているところでした。
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團十郎さんといえば、白血病からの復帰と闘病しながらの
舞台が、やはり印象に残っています。
2004年、長男の海老蔵さんが、十一代目市川海老蔵を襲名した年に
團十郎さんは、白血病を発症しました。
治療に専念し半年後、癌が寛解したとしてパリ公演で復帰しましたが
翌年に白血病が再発してしまいました。
この時の闘病生活について、團十郎さんは、後の復帰会見で「無限地獄」と
表現していました。
2008年には、妹・市川紅梅さんから骨髄移植を受けて、「年内は休養」と
いわれていましたが、10月には復帰会見をされています。
その時の会見の様子が、先ほどワイドショーで流れていましたが
血液型がAからOに変わったそうです。
團十郎さんは、19歳で市川宗家を担い、38歳で十二代目市川団十郎を襲名
絶大な人気を誇った、父親である十一代目と比べるファンからは
「不器用」と言われたりしたそうですが・・・
記憶にある團十郎さんは、華があり、そこにいるだけで絵になる存在でした。
テレビを見ていて改めて感じたのは、團十郎さんのお人柄です。
様々な記者会見、特に息子である海老蔵さんが暴行を受けたときの
会見など、とても真摯に応じておられました。
今年4月2日に開場する予定の新しい歌舞伎座の杮落とし公演での
復帰を目指していた團十郎さんでしたが・・・本当に残念です。
そして、もうすぐ(3月)海老蔵さん夫婦に第2子が誕生する予定で
團十郎さんは「待ち遠しい」と喜んでおられたのですが・・・
話しが脱線してしまい、とても不謹慎なのですが・・・
2012年11月17日、『2ちゃんねるオカルト版』に投稿された
下記の予言?を思い出してしまいました。
『歌舞伎界の大物が去り一週間後千葉に大きな地震
首都完全麻痺津波が襲い死者数20万人
この影響で大企業が次々倒産するので
生き残っても辛い辛い人生になる
全然関係ない地方だが夕張みたいになる』
千葉・・・『成田屋』そして『市川』気になります。
昨年の12月5日に亡くなられた中村 勘三郎さん、そして
市川團十郎さん。
歌舞伎界にとって損失があまりにも大きすぎます。
テレビを点けたときに知る、朝一の訃報は本当にイヤです。
市川團十郎さんのご冥福をお祈りします。